中国でウェブサイトを運営するには、インターネットコンテンツプロバイダー(ICP)番号と呼ばれる政府の許可が必要です。許可証のようなもので、これがないとサイトは閉鎖されることがあります。
ICP 制度は、2000 年 9 月に導入された中華人民共和国電信条例(中华人民共和国电信条例)に基づくライセンス制度です。
ICP 制度では、独自のドメイン名を持ち、中国国内で運営するすべてのウェブサイトが許可を取得する必要があります。中国本土のサーバーでホストしている場合も、CDN 経由で中国の訪問者に配信する場合も対象です。許可は省レベルで発行されます。ドメインに ICP 番号があるかは、工業情報化部(MIIT)のサイトで 確認できます ↗(中国語のみ)。
中国本土の公開ウェブサイトは、ICP 番号を ウェブサイトのホームページに表示 する必要があります。同じ apex ドメインのウェブサイトは、同じ ICP 番号を共有できます。中国国内のホスティング事業者は、ICP 番号のないウェブサイトを(多くの場合予告なしに)閉鎖するよう指示されています。
中国本土で Web サービスをホストするには、法律上 ICP 届出 または ICP 許可証 の取得が必要です。ICP 届出は非営利(情報提供)サイトを対象とし、商品やサービスを販売するサイトには ICP 許可証が必要です。
取得すべき ICP の種類は、中国の顧客に提供するウェブサイトの種類によって決まります。
| ICP 届出 | ICP 許可証 | |
|---|---|---|
| 定義 | ICP 届出は、中国語で「備案(Bei'An)」と呼ばれる、ICP 登録の第一段階です。ICP 届出があると、情報提供のみを目的として、中国本土のサーバーまたは CDN でウェブサイトをホストできます。 | ICP 許可証は、中国語で「ICP 証(ICP Zheng)」と呼ばれます。商品やサービスを販売するオンラインプラットフォームまたは第三者販売者が、中国本土のホスティングサーバーまたは CDN にウェブサイトを配置できます。 |
| ウェブサイトの目的 | 非営利かつ非取引の目的。 | 営利かつ取引の目的。 |
| 対象 | 駐在員事務所 外商独資企業 合弁企業 現地法人 個人(個人サイト) |
合弁企業(外国企業の出資比率が 50% 未満) 現地法人 |
| 表記例 | 京 ICP 備 XXXXXXXX 号 | 京 ICP 証 XXXXXXXX 号 |
| その他の要件 | なし | ICP 許可証を取得する企業は、あらかじめ ICP 届出を取得している必要があります。 |
| 所要期間 | 1〜2 か月 | 2〜3 か月 |
マーケティング向けのウェブサイトをホストする場合は、ICP 届出だけで足ります。
Cloudflare では、ホスティングまたはクラウドサービスプロバイダー経由で ICP 許可を申請することを推奨します。プロバイダーが代わりに ICP 番号を登録します。次の書類をプロバイダーに提出する必要があります。
| 個人向け | 営利企業向け |
|---|---|
| – ICP 申請書 – 本人確認書類の写し – ウェブサイト情報を確認する書類 – ドメイン証明書の写し |
– 営業許可証の写し – 組織コード証明書 |
必要な書類をすべて提出したあと、ICP 番号の取得まで 4〜8 週間かかることがあります。期間はウェブサイトの種類と、会社が登録されている省によって異なります。MIIT への登録自体は無料ですが、プロバイダーが手数料を請求することがあります。
ICP 番号と証明書を受け取ったら、ウェブサイトのホームページに追加します。
ICP 番号を取得したら、次の例のように、ウェブサイトのフッターに表示する必要があります。
