このガイドでは、AI Gateway で評価(Evaluation)を設定する手順を説明します。操作は Cloudflare ダッシュボード ↗ で行います。
データセットは、評価に使える分析用ログの集まりです。Logs タブでフィルターを適用して作成できます。データセットは、設定したフィルターに基づいて自動で更新されます。
- フィルターを適用して、対象ログを絞り込みます。プロバイダー、トークン数、リクエストのステータスなどから選べます。
- Create Dataset を選択し、絞り込んだログを今後の分析用に保存します。
Logs タブの Manage datasets から、データセットを管理できます。
| フィルターカテゴリ | 選択肢 | 説明 |
|---|---|---|
| Status | error, status | エラータイプまたはステータスで絞り込みます。 |
| Cache | cached, not cached | キャッシュ済みかどうかで絞り込みます。 |
| Provider | 特定のプロバイダー | 選択した AI プロバイダーで絞り込みます。 |
| AI Models | 特定のモデル | 選択した AI モデルで絞り込みます。 |
| Cost | less than, greater than | コストのしきい値で絞り込みます。 |
| Request type | Workers AI Binding, WebSockets | リクエストの種類で絞り込みます。 |
| Tokens | Total tokens, Tokens In, Tokens Out | トークン数(未満または超過)で絞り込みます。 |
| Duration | less than, greater than | リクエストの所要時間で絞り込みます。 |
| Feedback | equals, does not equal(thumbs up、thumbs down、no feedback) | フィードバックの種類で絞り込みます。 |
| Metadata Key | equals, does not equal | 特定のメタデータキーで絞り込みます。 |
| Metadata Value | equals, does not equal | 特定のメタデータ値で絞り込みます。 |
| Log ID | equals, does not equal | 特定の Log ID で絞り込みます。 |
| Event ID | equals, does not equal | 特定の Event ID で絞り込みます。 |
データセットを作成したら、評価パラメータを選びます。
- Cost: データセット内の推論リクエストの平均コストを計算します(コストデータ があるリクエストのみ)。
- Speed: データセット内の推論リクエストの平均所要時間を計算します。
- Performance:
- Human feedback: 人によるフィードバックに基づいて性能を測ります。Logs タブで付与した thumbs up の割合で算出します。
- ダッシュボードで参照できるよう、評価に一意の名前を付けます。
- 選択したデータセットと評価指標を確認します。
- Run を選択して処理を開始します。
評価結果は Evaluations タブに表示されます。評価のステータス(進行中、完了、エラーなど)が分かります。選択した評価指標のメトリクスが表示されます。欠損フィールドがあるログは除外されます。各メトリクスの算出に使ったログ数も確認できます。
データセットはフィルターに基づいて自動更新されますが、評価は自動更新されません。新しいログを評価するには、新しい評価を作成します。
この結果を、アプリケーションの優先事項に合わせて最適化に使えます。結果に応じて、次のような対応を選べます。
- モデルまたは プロバイダー を変更する
- プロンプトを調整する
- Retrieval Augmented Generation (RAG) の導入など、さらなる最適化を検討する