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動的ルーティング

最終更新 Markdown で表示Agent セットアップ

はじめに

動的ルーティングでは、ビジュアルインターフェース または JSON ベースの設定 で、リクエストのルーティングフローを作成できます。単一モデルをハードコードする代わりに、条件を評価し、クォータを適用し、フォールバック付きでモデルを選ぶ小さなフローを組み立てます。アプリケーションコードを変えずに反復できます。新しいルートバージョンを公開すれば完了です。動的ルーティングでは、次のような高度なユースケースを簡単に実装できます。

  • セグメント(有料 / 無料ユーザー)ごとに異なるモデルへ振り分ける
  • ユーザー / プロジェクト / チームごとに予算やレート制限を適用する
  • A/B テストと段階的ロールアウト

開発者だけでなく、非技術系のチームメンバーにも使いやすい形で提供できます。

動的ルーティングの概要

基本概念

  • Route: 名前付きのバージョン管理されたフロー(例: dynamic/support)です。リクエストではモデル名の代わりに使えます。
  • Nodes
    • Start: ルートのエントリーポイントです。
    • Conditional: リクエスト本文、ヘッダー、メタデータ(例: user_plan == "paid")を参照する式による If/Else 分岐です。
    • Percentage: 複数の出力へ確率的に振り分けます。A/B テストや段階的ロールアウトに便利です。
    • Model: リクエストパラメータを使ってプロバイダー / モデルを呼び出します。
    • Rate Limit: キーごと・期間ごとのリクエスト数クォータを適用し、超過時はフォールバックに切り替えます。
    • Budget Limit: キーごと・期間ごとのコストクォータを適用し、超過時はフォールバックに切り替えます。
    • End: フローを終了し、最終的なモデルレスポンスを返します。
  • Metadata: リクエストに付与する任意のキーと値のコンテキスト(例: userIdorgIdplan)です。アプリから渡し、ルールから参照できます。
  • Versions: 変更のたびに新しいドラフトが作られます。デプロイすると本番になり、即時ロールバックできます。

利用開始

  1. ルートを作成します。
    • (ゲートウェイを選択) > Dynamic Routes > Add Route に移動し、名前を付けます(例: support)。
    • Editor を開きます。
  2. 条件、制限、その他の設定を定義します。
  3. モデルノードを設定します。
    • 例:
      • Node A: プロバイダー OpenAI、モデル o4-mini-high
      • Node B: プロバイダー OpenAI、モデル gpt-4.1
  4. バージョンを保存します。
    • Save をクリックして状態を保存します。Versions から以前のバージョンへいつでもロールバックできます。
    • バージョンをデプロイして本番にします。
  5. コードからルートを呼び出します。
    • OpenAI 互換 エンドポイント(/compat/chat/completions)を使い、モデルの代わりにルート名(例: dynamic/support)を指定します。例は 動的ルートを使う を参照してください。

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