Cache Analytics は、サイトのトラフィックのうち、Cloudflare のキャッシュから配信された量と、オリジンサーバーから配信された量を示します。キャッシュから配信されると、訪問者のページ読み込みは速くなり、オリジンウェブサーバーの負荷は下がります。Cache Analytics を使って、キャッシュにない、期限切れ(キャッシュのコピーが古い)、または キャッシュ対象外(キャッシュできない)のリソースを特定できます。ホスト名で絞り込み、キャッシュミスが多い上位 URL を確認し、最大 3 日分のデータを照会できます。
| Free | Pro | Business | Enterprise | |
|---|---|---|---|---|
| 利用可否 | なし | あり | あり | あり |
| 保持期間 | N/A | 7 日 | 30 日 | 30 日 |
Cloudflare ダッシュボードで、Caching ページを開きます。
Overview を開く ↗Requests と Data Transfer のどちらに注目するかを選べます。
- Requests(デフォルト表示)は、パフォーマンスの把握に役立ちます。キャッシュ MISS のたびに、リクエストは Cloudflare のキャッシュではなくオリジンサーバーへ向かい、レイテンシが増えます。
- Data Transfer はコスト分析に向いています。多くのホスティング事業者は、サーバーから送出するデータ(エグレス帯域幅)に課金します。
ほかの分析フィルターを維持したまま、この 2 つの表示を切り替えられます。
Cache Analytics のベストプラクティスは Cache performance を参照してください。
フィルターを作成して、特定のトラフィック区分にデータを絞ります。フィルターの例は Cache status、Host、Path、Content type です。
フィルターを追加するには、Cache Performance の下で Add filter を選びます。完了したら Apply を選びます。
Requests summary グラフは、トラフィックの時間変化を示します。高トラフィックのイベントや、最近の設定変更への反応などが分かります。Requests summary は全データではなく、リクエストのサンプルに基づきます。合計値はサンプルから全体トラフィックを推定したものです。サンプリングの仕組みは Cloudflare Analytics のサンプリングを理解する を参照してください。
Served by Cloudflare は、オリジンウェブサーバーへの問い合わせなしに Cloudflare が配信したコンテンツを示します。Served by Origin は、オリジンウェブサーバーから配信されたトラフィックを示します。
再検証リクエスト(Cloudflare がオリジンに確認して、キャッシュ済みコンテンツが最新かを確かめるリクエスト)の数え方は、表示によって異なります。Data Transfer 表示では、レスポンス本体はキャッシュから配信されオリジンから再ダウンロードされないため、再検証リクエストは Served by Cloudflare として数えます。Requests 表示では、Cloudflare がオリジンサーバーにコンテンツを確認するため、再検証リクエストは Served by Origin として数えます。
Cache status グラフは、トラフィックが Cloudflare から配信される理由とオリジンウェブサーバーから配信される理由を、コンテンツタイプ別に分解します。
キャッシュステータスとその説明は Cloudflare のキャッシュレスポンス を参照してください。
Cache Analytics は、いくつかのリクエスト属性について、出現回数が多い値(上位 N 件)を表示します。これらの指標を確認する前にフィルターを適用して、特定のトラフィックに絞ります。たとえば、Expired または Revalidated のキャッシュステータスだけに絞り込むと、それらのステータスの主な原因となった URL が分かります。
分析で empty(空)のコンテンツタイプが見つかることはよくあります。リダイレクトステータスコード(301 / 302)への応答には通常コンテンツがないため、コンテンツタイプもありません。同様に、403 などの多くの HTTP エラー応答は text/html を返さず、empty として報告されます。