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非公式本サイトは非公式の日本語ドキュメントであり、Cloudflare 公式サイトではありません。最新情報はdevelopers.cloudflare.comをご確認ください。

メール認証

安全で配信しやすいメール送信のための SPF、DKIM、DMARC について説明します。

最終更新 Markdown で表示Agent セットアップ

メール認証は送信者の身元を検証し、到達性を高めます。Cloudflare Email Service は認証を自動で処理しますが、これらの概念を理解しておくとトラブルシューティングに役立ちます。

SPF (Sender Policy Framework)

SPF は、代理送信を許可するメールサーバーを指定し、他者があなたのドメインでメールを送れないようにします。

Email Service は、送信(Sending)とルーティング(Routing)で別々の SPF レコードを設定します。

  • Email Sending の SPF レコード(cf-bounce.yourdomain.com):

    TXT cf-bounce.yourdomain.com "v=spf1 include:_spf.mx.cloudflare.net ~all"
  • Email Routing の SPF レコード(ルートドメイン):

    TXT yourdomain.com "v=spf1 include:_spf.mx.cloudflare.net ~all"

SPF の仕組みは次のとおりです。

  1. 許可する IP アドレスを DNS に公開する
  2. 受信サーバーが SPF レコードを確認する
  3. 送信元 IP を許可済み IP と照合する
  4. 結果に応じて合格または不合格とする

DKIM (DomainKeys Identified Mail)

DKIM は、ドメインの秘密鍵でメールに暗号署名し、転送中に改ざんされていないことを保証します。

DKIM の仕組み:

  1. メールのヘッダーと本文を秘密鍵で署名する
  2. DKIM-Signature ヘッダーをメールに追加する
  3. 公開鍵を DNS に公開する
  4. 受信側が公開鍵で署名を検証する

Email Service は、送信とルーティングで別々の DKIM セレクターを使います。

  • Email Sending: cf-bounce._domainkey.yourdomain.com
  • Email Routing: cf2024-1._domainkey.yourdomain.com

Cloudflare が DKIM 鍵を自動生成・管理します。ダッシュボードに表示される DNS レコードを追加します。

DMARC (Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)

DMARC は、あなたのドメインから送られたと主張するメールが、実際に SPF と DKIM のチェックに合格することを求め、認証に失敗したメールの扱いを受信側に伝えます。

DMARC レコードの例:

TXT _dmarc.yourdomain.com "v=DMARC1; p=quarantine; rua=mailto:[email protected]"

DMARC ポリシー:

  • p=none - 監視のみ(開始時に推奨)
  • p=quarantine - 疑わしいメールを隔離する
  • p=reject - 未認証のメールを拒否する

導入の進め方:

  1. p=none で認証状況を監視する
  2. 段階的に p=quarantine へ上げる
  3. 正当なメールが認証されることを確認してから p=reject を導入する

主な利点

メール認証の効果は次のとおりです。

  • 到達性: 受信トレイへの配置が改善する
  • セキュリティ: ドメインのなりすましを防ぐ
  • レピュテーション: ISP での送信者評価を維持する

Cloudflare Email Service は認証を自動で処理しますが、ダッシュボードに表示される SPF、DKIM、DMARC の DNS レコードは設定が必要です。Email Sending と Email Routing は別々の DNS レコードを使います。詳細は ドメイン設定 を参照してください。

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