ストレージクラスでは、保存コストとデータアクセスコストのバランスを選べます。R2 に保存するすべてのオブジェクトには、ストレージクラスが付きます。
すべてのストレージクラスは、次の特性を共有します。
- Workers API、S3 API、パブリックバケットと互換です。
- 年間耐久性は 99.999999999%(イレブンナイン)です。
- 最小オブジェクトサイズはありません。
| ストレージクラス | 最小保存期間 | データ取得料金(処理) | エグレス料金(インターネットへのデータ転送) |
|---|---|---|---|
| Standard | なし | なし | なし |
| Infrequent Access | 30 日 | あり | なし |
ストレージクラスが料金に与える影響の詳細は、料金 を参照してください。
Standard ストレージは、頻繁にアクセスするデータ向けです。特に指定しない限り、新しい R2 バケットのデフォルトのストレージクラスです。
- Web サイトとアプリケーションのデータ
- メディアコンテンツ(画像、動画など)
- 分析や処理向けの大規模データセットの保存
- AI の学習データ
- 頻繁にアクセスするデータを扱うその他のワークロード
Infrequent Access ストレージは、アクセス頻度が低いデータに適しています。Standard ストレージより保存コストは低い一方、取得料金 と 30 日の 最小保存期間 があります。
- 長期のデータアーカイブ(コンプライアンス向けのログや履歴記録など)
- データバックアップと災害復旧
- ロングテールのユーザー生成コンテンツ
バケットのデフォルトストレージクラスを設定すると、特に指定しない限り、そのバケットへアップロードしたすべてのオブジェクトに、選んだストレージクラスが自動で付きます。デフォルトのストレージクラスは、バケット作成後にダッシュボードで変更できます。
R2 バケットの作成について詳しくは、新しいバケットを作成する を参照してください。
新しいオブジェクトのストレージクラスの指定方法は、Workers API と S3 API のドキュメントを参照してください。
Standard ストレージから Infrequent Access ストレージへオブジェクトを移行する方法は、オブジェクトライフサイクル を参照してください。
すでに R2 に保存しているオブジェクトのストレージクラスは、CopyObject API ↗ で変更できます。
x-amz-storage-class ヘッダーを使い、STANDARD と STANDARD_IA を切り替えます。
aws cli でオブジェクトを STANDARD から STANDARD_IA へ切り替える例は、次のとおりです。
aws s3api copy-object \
--endpoint-url https://<ACCOUNT_ID>.r2.cloudflarestorage.com \
--bucket bucket-name \
--key path/to/object.txt \
--copy-source /bucket-name/path/to/object.txt \
--storage-class STANDARD_IAaws CLIの使い方は、aws CLI を参照してください。- R2 互換の S3 API におけるオブジェクトレベル API 操作の一覧は、オブジェクトレベルの操作 を参照してください。