AI Search はアップロード、同期、クロールのリクエストを受け付けたあと、検索できるようにコンテンツをバックグラウンドで処理します。処理に失敗すると、このページのいずれかのエラーコードが記録されます。1 つのアイテムだけに影響するエラーと、インスタンス全体を停止するエラーがあります。
この処理はリクエスト成功のあとで行われるため、元の API レスポンスにはエラーは返りません。確認するには、アイテムログ、アイテム詳細、またはインスタンスの統計を見てください。リクエスト失敗時にすぐ返るエラーは、API エラーコード に別途記載しています。
インデックス作成のエラーは非同期です。アップロード、同期、クロールのリクエストは成功したあと、AI Search の処理中にコンテンツが失敗することがあります。次の 2 種類に分かれます。
- アイテム単位のエラー は 1 つのアイテムにだけ影響します。そのアイテムは
status: "error"になり、インスタンスのほかの処理は続きます。 - インスタンス単位のエラー はインスタンス全体に影響します。ソース、トークン、モデル、上限などの問題ですべてのアイテムが止まるため、AI Search はインデックス作成を一時停止します。
失敗した 1 つのアイテムを再試行するには、アイテムログ を確認し、明らかなソースや設定の問題を直してから、もう一度 アイテムを同期 します。Website と R2 のデータソースでは、ソース同期ジョブ も実行できます。
インスタンスが一時停止している場合は、根本原因を解消してからインスタンスを再開します。
一時的なエラーが再試行後も続く場合は、アイテム ID、インスタンス ID、エラーコード、リクエスト時刻を添えて Cloudflare サポート に問い合わせてください。
これらのエラーは 1 つのアイテムにだけ影響します。そのアイテムは status: "error" になり、インスタンスのほかの処理は続きます。アイテムを直すか、再試行してください。
これらのエラーは、AI Search がソースファイルを読み取れない、変換できない、チャンク分割できない、埋め込めないときに出ます。対応形式とファイルサイズの上限は データソース を参照してください。チャンク分割とモデルの上限は チャンク分割 と 対応モデル を参照してください。
| エラー | 詳細 | 推奨対応 |
|---|---|---|
unknown_error |
想定外の処理エラーが発生しました。 | 失敗した手順を アイテムログ で確認し、もう一度 アイテムを同期 します。続く場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
over_size |
ファイルが許可された最大サイズを超えています。 | ファイルサイズを小さくする、分割する、または除外します。ファイル上限 を確認してください。 |
unsupported_type |
ファイル形式に対応していません。 | ファイルを 対応しているファイル形式 に変換し、もう一度アップロードまたは同期します。 |
file_not_found |
ソースにファイルが見つかりませんでした。 | ソースファイルを復元し、アイテムを同期 するか、ソース同期ジョブ を実行します。意図的に削除した場合は、ソース同期を実行して AI Search にインデックスを更新させます。 |
invalid_url |
ファイル URL が無効です。 | Website データソース またはサイトマップの URL を直し、ソース同期ジョブを実行します。 |
file_is_corrupt |
ファイルが壊れています。 | 壊れていないコピーに置き換え、もう一度アップロードまたは同期します。 |
file_is_password_locked |
ファイルが暗号化されているか、AI Search が内容を読む前にパスワードが必要です。 | パスワードを外し、ロック解除したコピーをアップロードして、もう一度アイテムを同期します。 |
invalid_pdf |
AI Search がファイルを有効な PDF として解析できませんでした。 | 正しく開く PDF をアップロードするか、内容を別の 対応しているファイル形式 に変換します。 |
unable_to_convert_to_markdown |
AI Search がファイルをテキストに変換できませんでした。 | 対応しているファイル形式 を使うか、スキャン画像を抽出可能なテキストに置き換えます。 |
markdown_too_large |
AI Search はファイルを変換しましたが、生成された Markdown が処理上限を超えました。 | ソースファイルが AI Search のファイル上限 内なら、Cloudflare サポート に問い合わせてください。回避策として、可能ならソースを小さなファイルに分割します。 |
markdown_conversion_empty |
AI Search はファイルを変換しましたが、使えるテキストが返りませんでした。 | ファイルに抽出可能なテキストがあることを確認します。スキャン画像や画像のみのファイルはテキストを出さないため、テキストレイヤーを追加するか、テキストベースの版をアップロードします。 |
file_content_empty |
ファイルが空か、見出しだけです。 | 検索できる本文を追加し、もう一度ファイルをアップロードまたは同期します。 |
chunk_too_large_for_storage |
AI Search が生成したチャンクが、内部ストレージの上限を超えました。 | 高い値を設定している場合は チャンクサイズ を下げます。それでも失敗する場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
timeout_error |
アイテム処理がタイムアウトしました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
file_length_exceed_embedding_model |
ファイルが埋め込みモデルに対して長すぎます。 | より小さいソースファイルを使うか、ファイルがドキュメント上の上限内なら Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
file_too_large_for_embedder |
ファイルが、埋め込みモデルが受け付ける最大バイトサイズを超えています。 | より小さいソースファイルを使うか、ファイルがドキュメント上の上限内なら Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
これらのエラーは、Website データソース のページを AI Search が取得、レンダリング、または取り込みできないときに出ます。AI Search はバックグラウンドで Browser Run を使ってページをクロールし、レンダリングします。この管理は AI Search 側で行います。
| エラー | 詳細 | 推奨対応 |
|---|---|---|
too_many_redirects |
クローラーがリダイレクトを追いすぎたか、リダイレクトループを見つけました。 | Website データソース のリダイレクトチェーンを直し、ソース同期ジョブを実行します。 |
invalid_host_after_redirect |
ページが、現在のクロール範囲外のホスト名へリダイレクトしました。 | アイテムログでリダイレクト先を確認します。その先もインデックスすべき場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。そうでなければ、パスフィルタ で元の URL を除外します。 |
subdomains_not_allowed |
URL が、この Website データソースで AI Search がクロールできるホスト名の外にあります。 | この URL をインスタンスでインデックスすべき場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。そうでなければ、パスフィルタ で除外します。 |
blocked_by_robots_txt |
robots.txt がクロールを拒否しました。 |
AI Search クローラー がサイトにアクセスできるよう、robots.txt を更新します。 |
blocked_by_robots_txt_path |
robots.txt がそのパスを拒否しました。 |
robots.txt でパスを許可するか、インデックスしたくない場合は パスフィルタ で除外します。 |
blocked_by_content_signal |
サイトが Content Signals でクロールを遮断しました。 | robots.txt の Content Signals ディレクティブを確認します。インデックスすべきでないコンテンツなら、パスフィルタで除外します。 |
excluded_by_path_filter |
パスフィルタがアイテムを除外しました。 | インデックスすべきアイテムなら、include / exclude ルール を見直します。 |
network_connection_lost |
ネットワーク接続が切れました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は、ソースへ到達できるかを確認します。 |
crawl_got_http_error |
クローラーが HTTP エラーを受け取りました。 | アイテムログで HTTP ステータスを確認します。オリジンの応答やアクセス制御を直し、ソース同期ジョブを実行します。 |
crawl_got_http_401 |
クローラーが 401 Unauthorized を受け取りました。 |
クローラーがページへアクセスできるようにします。保護されたページでは、認証ヘッダー または Cloudflare Access のサービス認証情報を設定します。 |
crawl_got_http_403 |
クローラーが 403 Forbidden を受け取りました。 |
アクセス制御とオリジンのファイアウォールで、AI Search クローラー を許可します。 |
crawl_got_http_429 |
オリジンがクローラーをレート制限しました。 | AI Search クローラー を許可する、オリジンの上限を上げる、または パスフィルタ でクロール範囲を狭めます。 |
blocked_by_payment |
サイトが 402 Payment Required を返しました。 |
パスフィルタでページを除外します。AI Search は有料クロールに対応していません。 |
blocked_by_waf |
Web Application Firewall (WAF) がクローラーを遮断しました。 | WAF で AI Search クローラー を許可します。 |
blocked_by_bot_management |
Bot 制御がクローラーを遮断しました。 | Bot 保護の設定で AI Search クローラー を許可します。 |
blocked_by_turnstile |
Turnstile がクローラーを遮断しました。 | AI Search クローラー を許可するか、パスフィルタ でページを除外します。 |
http_4xx |
サイトが HTTP 4xx エラーを返しました。 | アイテムログで正確なステータスを確認します。URL やアクセス制御を直すか、パスフィルタでページを除外します。 |
http_5xx |
サイトが HTTP 5xx エラーを返しました。 | オリジンの健全性を直し、アイテムを同期するかソース同期ジョブを実行します。 |
unreachable_timeout |
クローラーがタイムアウトまでにページへ到達できませんでした。 | オリジンの遅延、ファイアウォールルール、ページの可用性を確認し、ソース同期ジョブを実行します。 |
unreachable_dns |
ソースドメインが名前解決できませんでした。 | ソースドメインの DNS レコード を確認します。 |
page_limit_reached |
マネージドクローラーがプランの 1 日あたりページ上限に達し、この実行では一部のページをクロールしませんでした。 | 無制限の日次クロールには Workers Paid へアップグレードするか、パスフィルタ で対象ページを減らします。Free プランは 1 日あたり最大 500 ページです。上限 を参照してください。 |
browser_rendering_unknown_error |
Browser Run が不明なエラーを返しました。 | もう一度 ソース同期ジョブ を実行します。同じページが失敗し続ける場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
browser_rendering_authentication_error |
Browser Run が認証を求めました。 | 保護されたページには 認証ヘッダー を設定するか、ページを除外します。 |
browser_rendering_no_body_status_error |
Browser Run が、AI Search がインデックスできるページ内容を返しませんでした。 | ページをインデックスすべき場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。そうでなければ、パスフィルタ で除外します。 |
browser_rendering_timeout_error |
Browser Run がタイムアウトしました。 | もう一度 ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
browser_rendering_network_connection_closed_error |
レンダリング中にブラウザー接続が閉じました。 | もう一度 ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
browser_rendering_server_refused_connection_error |
オリジンがブラウザー接続を拒否しました。 | オリジンのネットワーク制御で AI Search クローラー を許可し、ソース同期ジョブを実行します。 |
browser_rendering_rate_limit_error |
Browser Run がレート制限されました。 | あとで ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
これらのエラーは、埋め込みモデル、Workers AI、外部プロバイダー、または AI Gateway がアイテムのコンテンツを処理できないときに出ます。
| エラー | 詳細 | 推奨対応 |
|---|---|---|
error_embedding_data_with_workers_ai |
Workers AI が埋め込みを生成できませんでした。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
workers_ai_invalid_input |
Workers AI が入力を拒否しました。 | ファイル内容、ファイル形式、埋め込みモデルの対応 を確認します。 |
workers_ai_free_allocation_exceeded |
Workers AI の Free 枠の割り当てを超えました。 | Workers AI の料金 を確認し、割り当てのリセットを待つか、Workers プランをアップグレードします。 |
workers_ai_internal_error |
Workers AI が内部エラーを返しました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
workers_ai_out_of_capacity_error |
Workers AI の容量がありませんでした。 | あとで再試行し、Workers AI の上限 を確認します。 |
workers_ai_timeout_error |
Workers AI がタイムアウトしました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
error_external_model_unknown_error |
外部の埋め込みモデルが不明なエラーを返しました。 | プロバイダーの状態と AI Gateway のログ を確認し、もう一度アイテムを同期します。 |
error_external_model_rate_limited |
外部の埋め込みモデルがリクエストをレート制限しました。 | あとで ソース同期ジョブ を実行するか、モデルプロバイダー側でレート制限を上げます。プロバイダーの応答は AI Gateway のログ で確認します。 |
error_external_model_unauthorized |
外部の埋め込みモデルが認証を拒否しました。 | AI Gateway のプロバイダー認証情報を確認し、もう一度アイテムを同期します。 |
ai_gateway_request_blocked_firewall |
AI Gateway Guardrails がリクエストを遮断しました。 | 設定したゲートウェイの AI Gateway Guardrails のプロンプト設定を見直し、もう一度ソース同期ジョブを実行します。 |
ai_gateway_dlp_blocked |
AI Gateway の Data Loss Prevention (DLP) がコンテンツを遮断しました。 | AI Gateway の DLP 設定 とアイテムの内容を見直します。 |
ai_gateway_response_blocked_firewall |
AI Gateway Guardrails がレスポンスを遮断しました。 | 設定したゲートウェイの AI Gateway Guardrails のレスポンス設定を見直し、もう一度ソース同期ジョブを実行します。 |
ai_gateway_rate_limited |
AI Gateway がリクエストをレート制限しました。 | あとで ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
これらのエラーは、アイテムの保存やインデックスに失敗したとき、またはインスタンスが容量上限に達したときに出ます。AI Search はバックグラウンドで Vectorize を使ってベクトルを保存します。この管理は AI Search 側で行います。
| エラー | 詳細 | 推奨対応 |
|---|---|---|
r2_unknown_error |
R2 が不明なエラーを返しました。 | もう一度 ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
r2_internal_error |
R2 が内部エラーを返しました。 | もう一度 ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
vectorize_rate_limited |
Vectorize が操作をレート制限しました。 | あとで ソース同期ジョブ を実行します。続く場合は Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
vectorize_ingestion_timeout |
Vectorize がミューテーションを時間内に処理しませんでした。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
vectorize_upstream_error |
Vectorize が一時的なアップストリームエラーを返しました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
hybrid_search_indexing_failed |
ハイブリッド検索のインデックス作成に失敗しました。 | もう一度アイテムを同期します。続く場合は Cloudflare Status ↗ を確認し、Cloudflare サポート に問い合わせてください。 |
ai_search_is_full |
AI Search インスタンスがいっぱいです。ハイブリッド検索インデックスの満杯とは異なり、インスタンスは一時停止しません。 | インスタンスの 上限引き上げを申請 ↗ するか、追加コンテンツ用に別インスタンスを作成します。上限 を参照してください。 |
これらのエラーはインスタンス全体を一時停止し、根本原因を解消してインスタンスを再開するまで、すべてのインデックス作成を止めます。手動の一時停止や、一定期間の非活動後の自動一時停止とは別です。
| エラー | 詳細 | 推奨対応 |
|---|---|---|
r2_not_enabled |
インスタンスを一時停止します。アカウントで R2 が有効になっていません。 | アカウントで R2 を有効にし、インスタンスを再開します。 |
bucket_not_found |
インスタンスを一時停止します。ソースの R2 バケットが見つかりませんでした。 | R2 データソース のバケット名とアカウントを確認し、インスタンスを再開します。 |
bucket_unauthorized |
インスタンスを一時停止します。AI Search が R2 バケットにアクセスできません。 | サービス API トークン と R2 バケットの権限を確認し、インスタンスを再開します。 |
external_source_missing_api_token |
インスタンスを一時停止します。外部ソースに API 認証情報がありません。 | サービス API トークン を追加または更新し、インスタンスを再開します。 |
bucket_name_invalid |
インスタンスを一時停止します。R2 バケット名が無効です。 | 大文字やアンダースコアを含まない有効なバケット名を使い、R2 データソースを更新してからインスタンスを再開します。 |
invalid_custom_header |
インスタンスを一時停止します。カスタムクロールヘッダーが無効です。 | 認証ヘッダー を削除または更新し、インスタンスを再開します。 |
ai_gateway_not_configured |
インスタンスを一時停止します。インスタンスに設定した AI Gateway が見つかりませんでした。 | インスタンスの ai_gateway_id を、AI Gateway に存在するゲートウェイへ更新し、インスタンスを再開します。 |
hybrid_search_is_full |
インスタンスを一時停止します。ハイブリッド検索インデックスがいっぱいです。ファイル上限は通常のインスタンス上限より低いため、先に達することがあります。 | インスタンス再開のため 上限引き上げを申請 ↗ するか、追加コンテンツ用に別インスタンスを作成します。上限 を参照してください。 |