カスタム証明書は、独自の SSL 証明書を使いたい Business および Enterprise のお客様向けです。
認証局(CA)を自分で選びたい場合や、Cloudflare 管理のオプションでは対応していない Organization Validated(OV)または Extended Validation(EV)証明書が必要な場合に、カスタム証明書を使います。
Universal SSL や アドバンスト証明書 とは異なり、カスタム証明書の発行と更新は Cloudflare が管理しません。次は利用者の責任です。
- 証明書をアップロードする。
- 有効期限が切れる前に 証明書を更新する。
- ダウンタイムを避けるため、証明書の有効期限を監視する。
カスタム証明書を Cloudflare のグローバルネットワークにデプロイする前に、Cloudflare は証明書を自動で証明書パックにまとめます。
証明書パックは、同じホスト名のセット(例: example.com と *.example.com)を共有し、異なる署名アルゴリズムを使う証明書のグループです。
各パックには、次の署名アルゴリズムから最大 3 件の証明書を含められます。アルゴリズムごとに 1 件です。
SHA-2/RSASHA-2/ECDSASHA-1/RSA
各パックは、カスタム証明書クォータに対して SSL 証明書 1 件としてカウントされます。
| Free | Pro | Business | Enterprise | |
|---|---|---|---|---|
| 提供状況 | なし | なし | あり | あり |
| 含まれる証明書パック | 0 | 0 | Modern 5 件と Legacy 1 件 | Modern 5 件(追加購入可)と Legacy 1 件(追加購入可) |
カスタム証明書用の Certificate Signing Request(CSR) を Cloudflare で生成できます。生成すると、CSR に紐づく秘密鍵は Cloudflare が作成し、安全に保管します。
デフォルトでは、Cloudflare は秘密鍵を暗号化し、すべての Cloudflare データセンターへ安全に配布します。各データセンターでローカルに SSL/TLS 終端できます。秘密鍵を使える場所を制限したい場合は Geo Key Manager を使います。
カスタム証明書をアップロードしつつ、秘密鍵は自前のインフラに置きたい場合は Keyless SSL を検討してください。
Cloudflare で証明書ピンニングが機能するのは、カスタム証明書だけです。ピンニングの手順とリスクは 証明書ピンニング を参照してください。