プロキシエンドポイントを作成 し、PAC ファイルを作成 したあと、デバイスで PAC ファイルの URL を使います。システム全体のプロキシ設定(多くのブラウザーに適用)を使うか、ブラウザーごとに個別に設定できます。
Chromium ベースのブラウザー(Google Chrome、Microsoft Edge、Brave)は、オペレーティングシステムのプロキシ設定を使います。Firefox はデフォルトで独自のプロキシ設定を使うため、別途設定が必要です。Safari と iOS / iPadOS は、プロキシエンドポイントが必要とする HTTPS プロキシタイプに対応していません。
デバイスに PAC ファイルを設定する前に、次を用意します。
- Cloudflare Gateway のプロキシエンドポイント
- PAC ファイルの URL(Cloudflare がホストするファイル または 自己ホストするファイル)
- デバイスに インストール済みの Cloudflare 証明書(HTTPS 検査に必要です)
オペレーティングシステムで PAC ファイルを使います。システムのプロキシ設定を使うブラウザー(Chrome、Edge、Brave)にプロキシが適用されます。
詳細は Windows でプロキシ サーバーを使う ↗ を参照してください。
- Settings アプリを開き、Network & internet > Proxy を選択します。
- Use setup script の横で Set up を選択します。
- Edit setup script ダイアログで Use setup script をオンにします。
- Script address 欄に PAC ファイルの URL を入力します。
- Save を選択します。
詳細は Mac でプロキシ設定を変更する ↗ を参照してください。
- Apple メニューを開き、System Settings を選択します。
- サイドバーで Network を選択します。
- 使用中のネットワークサービス(例: Wi-Fi)を選択し、Details を選びます。
- Proxies を選択します。
- Automatic proxy configuration をオンにします。
- URL 欄に PAC ファイルの URL を入力します。
設定は自動で保存されます。Chromium ベースのブラウザーは、以降プロキシエンドポイント経由でトラフィックを送ります。
手順はデスクトップ環境によって異なります。
GNOME(Ubuntu、Fedora)
- Settings > Network を開きます。
- 使用中の接続の横にある歯車アイコンを選択します。
- Proxy タブを選択します。
- 方式を Automatic にします。
- Configuration URL 欄に PAC ファイルの URL を入力します。
KDE Plasma
- System Settings > Network Settings > Proxy を開きます。
- Use proxy auto configuration URL を選択します。
- URL 欄に PAC ファイルの URL を入力します。
- Apply を選択します。
Android にグローバルなプロキシ設定はありません。Wi-Fi ネットワークごとにプロキシを設定します。手順は端末メーカーと Android のバージョンによって異なります。
標準の Android(Pixel)および多くの Android 端末では、次の手順です。
- Settings > Network & internet > Internet(または Wi-Fi)を開きます。
- 接続中のネットワークの横にある歯車アイコンをタップします。
- Advanced options を選択します(または編集アイコンをタップします)。
- Proxy で Proxy Auto-Config を選択します。
- PAC URL 欄に PAC ファイルの URL を入力します。
- Save をタップします。
詳細は Android スマートフォンの詳細なネットワーク設定を管理する ↗ を参照してください。
ChromeOS は、Chrome ブラウザーに適用されるシステムレベルのプロキシ設定を使います。
- ステータス領域の時刻を選択し、Settings を選びます。
- Network を選択し、Wi-Fi(または Ethernet)を選びます。
- 使用中の接続を選択します。
- Proxy セクションを展開します。
- Automatic proxy configuration を選択します。
- PAC ファイルの URL を入力します。
- 設定ウィンドウを閉じます。構成は自動で保存されます。
管理対象の ChromeOS デバイスでは、Google 管理コンソールの手順について PAC ファイルを大規模に展開する を参照してください。
Firefox は独自のプロキシ設定を使い、デフォルトではオペレーティングシステムのプロキシ構成を継承しません。Firefox で PAC ファイルを使う手順は次のとおりです。
- Firefox で Settings を開き、Network Settings までスクロールします。
- Settings を選択します。
- Automatic proxy configuration URL を選択します。
- PAC ファイルの URL を入力します(例:
https://pac.cloudflare-gateway.com/<account-id>/<slug>)。 - OK を選択します。
Firefox からの HTTP トラフィックは、以降 Gateway でフィルタリングされます。
エンタープライズ環境では、Group Policy、MDM、またはブラウザー管理ツールを使って、管理対象デバイスに PAC ファイルの構成を展開できます。
Internet Settings の Preference を設定し、Group Policy で PAC ファイルの URL を展開できます。
- Group Policy Management を開き、Group Policy Object を作成または編集します。
- User Configuration > Preferences > Windows Settings > Registry を開きます。
- 次の値でレジストリ項目を追加します。
- Hive:
HKEY_CURRENT_USER - Key path:
Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings - Value name:
AutoConfigURL - Value type:
REG_SZ - Value data: PAC ファイルの URL
- Hive:
Settings Catalog を使って、プロキシの自動構成を展開します。
- Microsoft Intune 管理センター ↗ で、新しい Configuration profile を作成します。
- プロファイルの種類として Settings catalog を選択します。
- Proxy を検索し、対象プラットフォーム(Windows または macOS)の auto-config URL 設定を構成します。
- プロファイルをデバイスグループに割り当てます。
プロキシペイロード付きの構成プロファイルを展開します。
- MDM ソリューションで新しい構成プロファイルを作成します。
- Global HTTP Proxy または Network ペイロードを追加します。
- プロキシタイプを Auto にし、PAC ファイルの URL を入力します。
ペイロードの詳細は、Apple Platform Deployment ガイドの Network Proxy Configuration settings ↗ を参照してください。
管理対象の ChromeOS デバイスと Chrome ブラウザーでは、次の手順です。
- Google 管理コンソール ↗ で Devices > Networks を開きます。
- 管理対象デバイスの組織部門を選択します。
- ネットワーク構成(Wi-Fi または Ethernet)を追加または編集します。
- Proxy settings で Automatic proxy configuration を選択します。
- PAC ファイルの URL を入力します。
- Save を選択します。
詳細は 管理対象デバイスのネットワークを設定する ↗ を参照してください。
任意のオペレーティングシステム上の管理対象 Chrome ブラウザーにプロキシ設定を展開する手順は次のとおりです。
- Google 管理コンソール ↗ で Devices > Chrome > Settings を開きます。
- 管理対象ブラウザーの組織部門を選択します。
- Proxy を検索し、Proxy mode を Use a .pac proxy auto-config file にします。
- PAC ファイルの URL を入力します。
- Save を選択します。
デバイスに PAC ファイルを設定したあと、トラフィックが Gateway 経由になっているかを確認します。
- 設定済みのデバイスでブラウザーを開きます。
- テスト用ドメイン(例:
example.com)をブロックする HTTP ポリシー を作成します。 - ブラウザーでブロックしたドメインを開きます。
- Gateway のブロックページが表示されることを確認します。
ブロックページが表示されない場合は、PAC ファイルのトラブルシューティング でデバッグ手順を確認してください。
- HTTP ポリシーを作成する と、プロキシエンドポイントのトラフィックをフィルタリングできます。
- PAC ファイルのベストプラクティス で、書式、パフォーマンス最適化、バイパスルールを確認します。
- HTTP ポリシーとネットワークポリシーの Proxy Endpoint セレクター を使い、プロキシトラフィックにルールを適用します。